トリートメントだけではない、正しいシャンプーの仕方で乾燥対策
寒さや乾燥が厳しいこの時期、髪のパサつきに悩まれている方が多いのではないでしょうか。 空気中の湿度が低く乾燥しているから仕方ないと思われがちですが、実は他に原因があるかもしれません。 その原因と言えるのが、シャンプーの頻度です。 皆様は1週間に何回シャンプーをされるでしょうか。 大半の方が7回、毎日だと応えられると思います。 毎日の生活の一部として、当たり前に組み込まれているシャンプーという動作。 シャンプーの頻度を意識されたことのある方がどれだけいらっしゃるでしょうか。 乾燥対策にはトリートメントという考えは、皆様ご存知の通り定着しています。 トリートメントで保湿することももちろん大切なのですが、そもそも自らが持っている潤いを逃がさないという視点で考えると、シャンプーを使用する頻度を下げることも効果的です。 その際のポイントをご紹介します。 ・シャンプー前のブラッシング 髪が乾いている状態でブラッシングをします。 あらかじめ埃と汚れを落とし、頭皮の血流を流す効果もあります。 絡まりを解くことで、シャンプー時の摩擦を防ぎダメージを予防できます。 ・シャンプーの使用を減らす シャンプー剤を使用する際には、よく髪と頭皮を濡らし、手でシャンプーを泡立ててから髪に馴染ませます。 汗をかきにくい時期は、毎日シャンプーをしなくても大丈夫です。 特に汚れていなければ、濡らす必要もありません。 必要以上に皮脂や常在菌を取り除いてしまうことで、それを補おうと皮脂が過剰に分泌してしまいます。 これが、べたつきやニオイ、場合によっては薄毛の原因にも繋がります。 ・湯シャン 凄く汗をかいたり、汚れてはいないけど、そのまま寝るのは気持ち悪い…。 という場合や、どうしても毎日洗わないことに抵抗があるという方は“湯シャン”という方法があります。 シャンプーを使用せず、お湯で地肌に指を通しながらよく洗い流します。 これだけで汚れやニオイの7.8割割は落ちると言われています。 40℃を超える温度だと、頭皮や髪に負担がかかってしまうので、37〜38℃くらいのぬるま湯が適しています。 その後は普段通りトリートメントやコンディショナーを使用します。 ・ドライ コンディショナー等を流し終えた後は、しっかりと水気を絞りタオルドライします。 濡れた髪はとても繊細な状態です。 タオルでゴシゴシと拭いたりせず、優しく地肌の水分を弾くようにします。 目の荒いコームやブラシでとかし、ヘアケア剤を付けて乾かします。 髪や頭皮が濡れている時間が長ければ長いほど、髪にも頭皮にも悪い状態になりますので、なるべく早く乾かすことをお勧めします。 花粉の飛ぶ季節や、湿度が高く汗をかく梅雨から夏は毎日シャンプーしたい方が多いと思われます...