ボーエ・モーエンセンのビンテージチェア
こんにちは。
WIT.の飯島です。
WIT.をオープンするにあたり、もちろん内装もこだわってデザインさせて頂きましたが、同じ位家具についてもこだわって一つ一つ選びました。
今回はその内の一つ、お待ちの際に使って頂く、ビンテージチェアについて紹介させて頂きます。
オープンの構想を練っている段階から、色々なお店やネットなどでリサーチを重ね、見たり、実際に座ったりしながら沢山の椅子を試してきました。
僕自身家具についての知識がそれ程なかったのですが、知り合いやお店の方に相談しながら色々な場所を探している時に、特別な1脚を見つける事が出来ました。
そのチェアが今回紹介させて頂く、ボーエ・モーエンセン作のビンテージチェアです。
まず、ボーエ・モーエンセンについて少し説明させて頂きます。
モーエンセンはデンマーク王立芸術アカデミーでデンマークデザイン界の父と言われるコーア・クリントの元で学び、家具職人としての下積みを積んだ家具デザイナーです。
その後、デンマークFDB家具開発部門のチーフデザイナーに就任。
品質の高い家具を数多く送り出し、アルネ・ヤコブセンやハンス・J・ウェグナーと並ぶ、デンマークの近代家具デザインにおける代表的な人物です。
彼の作品はシンプルで洗練されたデザインが特徴で、尚且つ丁寧に作られています。
その中でも特に丁寧に製造されていた頃のチェアに出会う事が出来ました。
洗練されたフォルム、体に馴染むように計算された座り心地に惹かれ、迷わず決断しました。
また、トレンドに左右されない普遍的なデザインや、一つ一つ丁寧に仕上げられた妥協のない仕事もWIT.のコンセプトと一致し、サロンにぴったりの椅子だと思います。
実際に座って良さが伝わる椅子だと思うので、ご来店された際には是非一度お試しください。