粉のワックス「オージスダストイット」で作る、外国人のようなマットなニュアンス
ファッションやメイクはもちろん、ヘアスタイルのトレンドも移り変わりが早いこの昨今、スタイリング剤にも流行があります。
近年はオーガニック思考のオイルやバームなどナチュラルでウェットに仕上がるものが男女ともに人気です。
髪自体にも良いもので、保湿しながらベタつきの少ない使用感が人気の理由だと思われます。
そこに新たな風を吹きこむプロダクトを見つけました。
シュワルツコフ社のオージスダストイットです。
お客様に使用する際驚かれるのが、その質感です。
見た目はサラサラとした塩のような、珍しい粉末状のワックスです。
ダストイットの魅力は大きく下記の2点です。
1. 空気を含んだような軽い質感
2. 手直しの簡単さ
1. 空気を含んだような軽い質感
元々は、外国人や髪の細く寝てしまう方向けに作られたプロダクトで、地肌に直接ふりかけこすることで髪をふわっと立ち上がらせるものです。
非常に細かい粒子が髪と髪を固定するので、ジェルやクリームワックスでは作れないエアリーで細かいニュアンスを出すことができます。
また、主成分が水と、食品添加物にも使われる吸湿剤なのでベタベタしないのも魅力です。
つけた後に手を洗う必要もないですし、汗を掻いても不快感がありません。
2. 手直しの簡単さ
ジェルやハードワックスほどのセット力はありませんが再度揉み込めばエアリーな質感が復活します。
ハードなスタイリング剤だと手直しが難しかったり、重ね付けするのが大変ですが、ダストイットは重ね付けも可能です。
サイズも小さく軽いので、ポーチにも入り、旅行に持っていく際もかさばりません。
写真のスタイルは、全体にオイルを馴染ませた後、ダストイットを手に取り、軽く手を合わせ馴染ませた後毛先を中心に揉みこんでいます。
根元に振りかけてボリュームを出す方法だけでなく、手に取り毛先に馴染ませるのもバサッとしたラフな質感が出せておすすめです。
オイルのウェットな質感と、ダストイットのマットな質感、両方の良さを取り入れた面白いスタイリングです。
肩の力は抜けていながら、どこか決まっているというスタイリングが実現できます。
これからますます暑くなっていく季節、さらっとナチュラルなスタイリングで身軽に過ごしてみるのも良いのではないでしょうか。